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Jazz 日記 in 関西ツアー/一人旅

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10月3日から神戸に参ります。


10日間ほど滞在しようかな...と。




演奏の仕事は 10/6からなのですが。



生まれ故郷でもある神戸には20年近く行ってないので。



中学、高校、プロの駆け出しの頃を過ごした六甲の辺りをゆっくりと歩きたいな...とも思いますし。



時間があれば、「ピサ」「ニーニー」に通いつめた三ノ宮にも行ってみたいし。



それに、中学三年生の時、毎週日曜日にジャズ・トランペットのレッスンに通っていた「ヤマハ元町店」にも行きたいです。



小学六年生から中学三年生までの4年間、僕はトランペットを吹いてました。



「ヤマハ元町店」で僕にジャズの基本を教えて下さってた津野さんという方...実は、ヤマハの社員兼、トロンボーン奏者兼、ヤマハ・ジャズ教室の講師と、とにかく常に忙しくしておられたのを覚えています。



この中学三年生の一年間は、毎週日曜日に「津野さんに怒られに行く為だけに」元町に通っていました。



ただの一度も誉められたことなど無かった...と記憶してます。


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今でもそうですが、僕は楽器のトレーニングに関しては苦にならないんです。



中学生の頃。


母校である本山中学校には、毎朝、用務員さんよりも早く校門に到着して、朝礼までの1時間半を練習。



時々、朝礼が始まっているのに気づかず...全校生が集まる朝礼に参加できなかった(しなかった、のでは有りません)事も何度か御座いました。




不思議なことに、朝礼に僕の姿が見えなかっても...ていうか、部室からはトランペットの練習音が校庭まで響いてるんですよ。



なのに、先生たちは勿論、誰一人として朝礼不参加について僕を叱責した人はいませんでした。


お叱りどころか、そのこと(朝礼不参加)について、話題にすら成らなかったのです。


朝礼の真っ最中、校庭にトランペットの音が鳴り響いていたのに、ですよ!





昼休みは、当たり前のように「部室でトレーニング50分」昼飯なんか8分も有れば充分でした。





そして、待ちに待った授業の終了!




音楽室、或いは部室へ一目散!



僕のポリシー(その頃はそんな言葉は知りませんでしたが)と申しますか、自分自身に科した「約束事」というのが御座いました。




それは...





『どの運動部員よりも早く登校し、どの運動部員よりも遅く下校する事!』


「どの運動部よりも練習量で負けない事!」








これだけは、雨が降ろうが、台風が来ようが、体調が悪かろうが、一切関係なく月曜日〜土曜日までの僕のスケジュールでした。




そして、練習に練習を重ねて日曜日を迎える。

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そんな或る日のこと。




意気揚々と「ヤマハ元町店」のドアを開けて、自信満々でスタジオに入ってウォーミングアップを開始する。




津野さん『お!なんか、今日はよぅ鳴ってるなぁースタジオの外でもビンビン響いてるよ』



僕『はい!先週よりバテない感じなんです!』



津野さん『そうか!よし!ほな、新曲にしよか!』



僕『は?い、いえいえ、先ずは、あのぅー先週の”おいしい水”を・・・』



津野さん『さっき、外で聴いたから!高音ミスも無かったし、大丈夫や!』




(スタジオの外で聴いたて...なんで、ちゃんとスタジオの中で聴いてくれへんの?)



あのですね、僕...先週...津野さんにボロクソに怒られまくってるんです。”おいしい水”で...



「ヤマハ元町店」からの帰り道は、いつも、いつも、いつも、暗く、重く、辛く、悲しく、今にも泣き出しそうな...いや、即!号泣しても何の不思議もないくらい、打ちひしがれて...



いったい、何の為に毎週日曜日...





「もぅ生きてるのが嫌になる位、ボロクソに叱られるレッスンに通い続けたのか?」




答は今も昔も変わっていません。




「毎週日曜日...」



「自分自身が情けなくなる程、たくさん怒って貰えたからこそ、死に物狂いで練習できたのでしょう」


(津野さんに対してもクッソー!という思いが強かったし...自分自身には
その何十倍ものクッソーーーーー!!!!という強い気持ちが渦巻いていましたから)




津野さんは出来るようになった曲は、二度とレッスンでやりませんでした。



上の方で記した「先週、出来なかった”おいしい水”をレッスンして欲しかったのが・・・


『出来るのはわかった!じゃー新曲だね!』





「頑張って練習してきた僕としてはガッカリですが...考えてみればレッスン時間は限られてます。
吹けるようになったボサノバ曲に喜んでる時間よりも、やったことのない8beat系の新曲の方に勉強する時間を割いたほうが...やはり、勿体無いし...喜ぶ余裕って、ある意味、とても危険ですもんね」




「中学生の僕に、自分自身の拙さを深く考えるなんてできなかったと思います。
気持ちがズタズタになってしまう日曜日があったからこそ、また翌日の月曜日から始まる6日間の猛練習にも耐えられたのでしょう」




僕は、中学三年生という時期に津野さんというトロンボーン奏者、いや”嘘のない”音楽家と出会えたことを幸運に思っています。


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さて!


それでは、《関西ツアー/一人旅》の告知です!






10/6 明石;POCHI

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テナー・サックスの高木敏郎とは十代の頃に知り合い、僕が六甲を離れて東京で活動するまで、「2テナー・サックス・バトルチーム」を組んでいました。



彼とは同い年ですが、音楽的にとても尊敬できる素晴らしいジャズ・ミュージシャンです。



「バトルチーム」を組んでいた頃、僕は高木から多くのことを学びました。





勿論、音楽のことばかりです。





高木には今でも感謝しています。






僕と高木には、同じような「Jazzの血」が流れているので、聴きに来られた方は「2テナー・サックス」に「バトルチーム」というネーミングが付け加えられている意味がお解りになると思います。





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10/8
大阪;JAZZ ON TOP



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今年、8月に二日間のライブが武井努くんとの「初顔合わせセッション」となりました。



それが...


初めて一緒に演奏するという感じが微塵もなくて...



(なんで、解ったんやろ?)という思いがステージで何度も。



ライブの二日目が北千住のBirdlandでして。


武井くんは、ライブ終了後、最終バスで帰阪すると聞いてはいたのですが。



店で「バイバイ」するのが、どうも...もう少しだけでも一緒にいたい...って、俺はゲイか?(笑)



何だか得体の知れない物懐かしさが溢れ出して...



『駅まで送るわ!』



改札口で「バイバイ」したのだが...



(あーもしたったら良かった、こーもしたったら良かった、)



そんな気持ちにさせてくれる人なんですよ、武井くんは。




彼からもmailを貰ったりしたのですが・・・



『二日間ほんとに楽しかったです。
共通する魂というか文化とか背景を感じました!
やっぱりぼくは今津さんらが育んだ関西とか、コーナーポケットとか、そういうところから栄養もらったのだなーと。感謝です。』




ね!イイ奴でしょ?



彼のテナー・スタイルも大好きだし、何より僕には無い素晴らしいオリジナリティを持ってるんです。



また、彼の作った曲がイイんです! はい!とてもイイんです!!!



それと...



ピアニストは、志水愛さん。


プロフィールに「池田裕志に師事」と書いてあったのを見て....



驚きと嬉しさで...実は、僕自身ピアノの池田さんにはとても可愛がって戴いたんです。



さっそく、youtubeで志水さんのプレイを聴かせて貰い...



思わず、ニコー!



そんな訳で大阪方面での「2テナー・サックス・バトルチーム」も期待していて下さい。



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10/9
阪急岡本;Born Free




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このライブハウス。



実は...僕の母校である本山中学校のすぐ近くにあるんです。



演奏した関西ミュージシャン達がみんな口を揃えて...


『あそこは音がエエんですわ!ピアノもエエし、とにかく響きの良さではピカイチです!』



演奏メンバーは初日の明石;POCHIと同じ。



音響の良さと二回目のライブということでリラックスした上質の大人のジャズの香りが店内に満ち溢れそう...かどうか、そんなことまで解るワケないですもんね。

占い師じゃあるまいし。














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by funky-ts-kr | 2016-09-22 19:22 | 素晴らしき仲間たち | Trackback | Comments(0)

Jazz 日記 in 僕のレッスン...

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今まで、音楽的レッスン、主にサックス・レッスンを20年近くしております。




1時間のレッスンが1時間30分になり、時によっては2時間を経過することも。




(もう少し生徒の可能性を引き出せるのではないか...)



(あと、10分で何かを掴んでくれるのでは...)




僕自身の「欲」でもあります。



また...



「ほんの少しでもヒントを与える事が出来れば・・・」というような切実な思いで個人レッスンを続けていました。



然し乍ら、そのような個人レッスンが生徒に対して負担になっているのではないかと常に思い悩んでいたのも事実です。






17年目に始めた栃木県、或いは福島県では僕を慕ってくれていた生徒たちがレッスン内容に一欠片の疑問も持たずに最後まで付いてきてくれた事に心から感謝しています。


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ここ2年ほど...




手前みそでは有りますが、僕のレッスンに通ってきている生徒たちが数ヶ月で「音色」「音量」「コード進行」について見る見るうちに開眼してくれている事がとても嬉しく・・・その度に『彼、また伸びてくれたよ!』と家内に報告するのが楽しみになっています。








僕は、レッスン日には「ライブの仕事」を出来ません。




理由は簡単です。



生徒に対してのレッスンに全身全霊で相対する事により、精も根も尽き果てるからです。



東京は時間に追われている巨大都市です。




僕のようなタイプの指導者は向いてないと思っています。




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でも、諦めている訳ではありません。




これからも僕のような我儘な「指導方針」に何かしら感じる人に対して...




真摯な態度でお互いに「音楽」の素晴らしさを共有して行きたいと思っています。




例え、少数であっても...


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最後に。




20年も昔、教えた僕の生徒たちからの感謝のmail が来る度に...






『・・・・・・・・・・・・・・・・』









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by funky-ts-kr | 2016-09-15 18:08 | Now | Trackback | Comments(0)