Jazz 日記 in 【ホン・スンダル】

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★ホン・スンダル

韓国のアルト・サックス奏者であり、ソウル・ソリスト・ジャズ・オーケストラのリーダー。



僕がホン・スンダルに初めて会ったのは、2009年5月。


高槻市内の居酒屋でのことだった。


横須賀に住んでいる僕が大阪に行くことなど滅多に無いのだが。


彼が「ジャズ・ストリート」に出演するというのを聞いて応援に駆けつけた訳だ。


ホン・スンダルの最初の印象としては、物静かな青年であること。


そして、驚くほど流暢な日本語で話すことだった。


それも、すべて紳士的な「敬語」なのだから、日本人の僕としては一辺に好感を持ってしまった。



2時間にも及ぶ初対面での飲み会。


終始、彼の年長者に対する控え目な態度にすっかりイイ気分で酔ってしまった。


それにしても、出不精の僕が、何故わざわざ新幹線に乗ってしてまで彼の応援に行ったかと言うと。

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実は・・・


同じ年の2009年6月に僕は韓国ソウル市内で2ディズ・ライブをするという「僕自身の夢」が、ホン・スンダルのブッキングによって現実のものと成ったからだ。


50を過ぎて、独学で韓国語を一から学んでいく苦労を嫌と言うほど味わいながら、いつか「韓国ジャズの門」をくぐって韓国人ミュージシャン達と一緒のステージで演奏したい!


もっと言えば・・・


「韓国のライブハウス」で「韓国人ミュージシャン達」だけと「韓国人の聴衆」の前で演奏してみたい!


これが、2007年1月に抱いた「僕の夢」でした。


その夢をホン・スンダルが叶えてくれた。


つまり・・・

「韓国ジャズの門」をホン・スンダルが温かく開いてくれたのです。


義理人情を重んじる僕としては、いくら一ヶ月後に会えるからといって、僕の為に骨を折ってくれた大恩人が日本に来るのを黙って見過ごしてる訳にはいかない。


ここは、僕の方から出向いて行って『初めまして、今津雅仁です!宜しくお願いします!』と挨拶するのが「筋」というものだ。


前置きはさておき、その大恩人であるホン・スンダルのアルバムを紹介したい!

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ホン・スンダルは、韓国ジャズ界のニュースターとして近年テレビ、ラジオはもとよりマスコミを賑わす場面が多い。


それは、彼がリーダーとしての様々なジャズ・ユニットでのライブ活動やアルバム制作が注目されたからであろう。


また、彼は年に数回は日本へ来て演奏することで多くの日本人ファンからも支持されている。


まさに「日本と韓国の文化的な架け橋」と言える貴重な存在だ。



今年、2013年にも彼が率いるビッグバンドで来日している。


そして、その素晴らしい演奏が日本のジャズファンの心に響き、大きな声援を浴びたのはまだ記憶に新しい。


Seoul Soloist Jazz Orchestra

ソウル・ソリスト・ジャズ・オーケストラ







バンド名を聞いただけでも各セクションのミュージシャンに韓国ジャズ界の実力者を集めていることが伺える。


僕は2009年11月に、このビッグバンドのリハーサルに顔を出したことがある。


今年の2月には、ソウルのライブハウスでの演奏も聴いているので「ソウル・ソリスト・ジャズ・オーケストラ」に技術的才能の持ち主が揃っているのをよく知っている。


体格の良いテナー・サックス奏者(ハン・スンミン)は、梨泰院(イテウォン)にある老舗ライブハウス「All That Jazz」にて実際に聴いている。


あの時「All That Jazz」に僕を連れて行ってくれたのは、韓国ジャズ・ピアニスト界でもトップクラスのイ・ヨンギョンだった。


僕は、イ・ヨンギョンにも大恩がある。

その大恩を未だに返せていないのが、実に情けないのだが・・・

イ・ヨンギョンについては、またの機会に触れたいと思う。

彼のような「心技一体」のプレイヤーは、日本でもなかなか聴くことが出来ないのだから。

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話をソウル・ソリスト・ジャズ・オーケストラに戻そう。


今年2月に聴きに行った時のこと。


会場となったのは、小綺麗な作りが印象的で、天井も高く響きの良いライブハウスというよりも、どちらかと言うとコンパクトな「コンサート・ホール」のように思えた。


その贅沢な会場で、ハイノートを軽々と鳴らすトップ・トランペットのイ・ジュンソクを中心とするトランペット・セクション。


カン・ジョンホンを要とするトロンボーン・セクションの奏でる甘いサウンド。


さらに、サックス・セクションにはバンドの名前通りにアグレッシブなアドリブ・ソロに長けた人材が豊富に存在している事を改めて知った。


リズムセクションについては、ドラムのチェ・ドンハの、うねるようなドラミングがバンド全体に覇気を与えていた。


(ああ・・・あの頃より凄くよく成っている・・・)


このビッグバンドが4年前よりも、明らかに良い方向に進んでいることが解った。


そして、それが僕にとっては涙が出るほど本当に嬉しかった。

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今回紹介するアルバム「D.D.R」だが、どういう意味なのか直ぐには理解できなかった。


だが、表紙の「D.D.R」の下に小さく(Dance Dance Revolution)と書かれているのを読んで、なるほどと思った。

中身に関しては、実際にこのCDを聴いて貰う方が良いだろう。



少しだけ僕の感想を言わせて戴くと・・・


いや、やっぱり止めておこう。


リスナーに対して下手な先入観を与えてしまうのは良くないだろうし、聴く側の好みを優先させたいと思う。

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1. Just One Of Those Things

2. Oblivion

3.Where Do I Begin

4. D.D.R. (Dance Dance Revolution)

5. Train Travel

6. A Time For Us

7. Speak No Evil

8. Song For Hope

9. 진도아리랑(珍島アリラン)

10. 돌아와요 부산항에(釜山港へ帰れ)

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選曲は、ジャズのスタンダード・ナンバー、ウエイン・ショーター、ホン・スンダルのオリジナル曲。

そして、9,10曲目に韓国の有名曲をアレンジしたものと、実にバラエティに富んでいる。

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余談だが・・・


以前、リハーサルを見学した時にホン・スンダルが僕を全員に紹介してくれたのだが、ドラムのチェ・ドンハが大きな声で『こんばんは!』と日本語で挨拶してくれたのだ。


そして・・・


帰り際にチェ・ドンハが僕に握手を求めてきた。


僕は、とても嬉しく思い『カムサハムニダ!』と、彼の手を固く握り返した。


深夜のリハーサル会場を出たら、大粒の雨が降りしきっていたのだが・・・




雨に濡れながら、素直に思いました。



(来て、良かった・・・)



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このアルバム【D.D.R.】の購入に関しましては、今津雅仁宛てに購入希望をお送り戴ければ幸いです。

CD価格は ¥3,000-

責任を持って送付を致します。

購入代金に付きましても、責任を持ってホン・スンダルに送ることをお約束致します。






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日常生活そのものがアドリブです!



《切羽詰まってバンドマン!》






ペーソスに満ちた物語をユニークなタッチで描いて行った【実録小説/哀愁編】が無事終了。





現在は「日本ジャズ界の知られざるタブーに挑む!」という、未だかつて誰も書けなかった「新分野」に挑戦中!






※愛読者コメントより・・・


『心の底から笑える私の人生にとって何よりも貴重な日。


それは・・・


《切羽詰まってバンドマン!》の発刊日です!!』 





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by funky-ts-kr | 2013-10-15 22:15 | korea | Trackback | Comments(0)
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