Jazz 日記 in 天才サックス奏者「植松孝夫氏」より②...

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先程...



またもや、植松さんからメッセージが届いた!


内容は「サックス奏者の歯について」


そして...


「ジャズ・ミュージシャンの生き様」


そして...


「・・・・・・・・・・・・・」だった。



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植松さんには承諾を得ていないが...


僕と同じく「歯で悩んでる」若いサックス奏者の為にも、植松さんから送られてきたメッセージを書き記してみたい。


きっと勇気が出るだろうと思います。

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実は...


植松さんも事故のために歯を失っている。


後方から走ってきた車のサイドミラーが身体に当たった拍子に倒れ込んでしまった。


顔面から地面に突っ伏した時の衝撃が植松さんの歯を奪った。


上の歯はすべて差し歯、下は4本を残して自前の歯はすべて無くなってしまったのである。


植松さん曰く...


『幸運なことに下の歯は4本残っておりました』



『でも、考えて吹けば演奏できるようになるものなんですね』




現在、僕の右の前歯はグラグラで使い物にならない。


色々と考えた末に、先々週から左側の歯だけでサックスを吹いている。


勿論、今まで経験のない奏法を実践するのだから戸惑いは半端なかった。


最初は音すら鳴らないし、急速にバテる。


昨日の咥え位置がわからなくなる。


リードによってマウスピースの位置を微妙に前後左右に変えないと瞬時に音は消えてしまう。


サックスの響きに一瞬のうちに体全体が反応しないと音色どころか、音質も変わってしまう。


当たり前のことだが、トレーニングの時間は自然と長くなる。


以前にも増して集中力が必要なので、トレーニングが終わると同時に崩れ落ちるように座り込んでしまう。


手足から力が抜けてしまうのだろう。


然しながら...


先程の植松さんの言葉ではないが、『考えて吹けば演奏できるようになっていく』というのは本当のことです。



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ここから、植松さんの言葉を引用したい。


『コルトレーンもマイルス・バンドにいる時に前歯を抜いたらしいし、大事なことは如何に音楽に対して執着心が有るかだと思う』



『ホレス・パーラン、チェット・ベイカー然り!』



『要は執着心でしょう!』



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普段から『俺は世界で一番、あきらめの悪いサックス吹きだと思っている!』と公然と言っている。

また、それを恥ずかしいとも思っていない。

何もかも犠牲にしてでもサックスを吹いていたい。

1%でもサウンドが良くなるなら、どんなことにでも挑戦するし、何の苦労も感じたことも無い。


書いているうちに...

ふと...

片岡雄三ちゃんの顔が浮かんできた。


続いて...


高見延彦さんの顔も...


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植松さんからのメッセージの最後の言葉を書き記しておきます。



『大丈夫!頑張って下さい!』


『そして、いつか会いましょう!』





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# by funky-ts-kr | 2017-10-26 17:44 | Now | Trackback | Comments(0)