Jazz 日記 in 高見延彦列伝「八代亜紀との想い出より..」3

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   切羽詰まってバンドマン!

     ----第97号----

   《八代亜紀との想い出》 


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1970年代、関西バンド業界に於いて「テナーの高見さん」の名前を知らぬ者など誰一人いなかった。



ここで、その当時のバンド業界の話をしよう。



バンドの世界はミーハーだ。








その中でも二流~二流半くらいのバンドに所属しているミュージシャンに限ってミーハー度も高くなる。








三流キャバレーの三流バンドとなるとミーハーどころか、明るい話題など何一つ無いから暗さだけが先行して話に成らない。





人生の敗残者を地で行っている。





その点、一流バンドとの交流がある二流~二流半くらいのバンドのメンバーには希望がある分だけ、浮かれた奴(チャラいのも含めて)が多く存在する。





と言うより、もぅ殆どのバンドマンが浮世離れしていると言ってイイ。





加えて、お喋り好きなのもこれまた非常に多い。





とにかく、よく喋る。






音楽の話だけならまだしも、音楽以外の話題・・・それも優雅で上品な話題から、低俗で下品な話題まで、内容も多岐に渡る。





よく喋りまくるという点では、近所の「オバはん」の日常と何ひとつ変わらん。





情けない話だが、事実である。





喫茶店にダベリに行っては噂話に花を咲かせる。





よっぽど厳しいリーダーの下で音楽道に精進するか、或いはジャズキチのメンバーが揃っているか、でない限りは噂話大好物の「オバはん的ビャンドミャン」なんよ。




何故、そんな現象が起こるのか?




勿論、入団したバンドの環境が大きく左右するのではあるが、それより以前のバンド業界に入った経緯の方に問題があるようだ。





学生時代にちょっとばかし音楽にのめり込んだのが原因で単位を落とし、大学にも行かずにダラダラしているうちに何となく業界入りしたとか。





友達同士でアマチュア・バンドを組んでいた時に、たまたま先輩から誘われたキャバレーのトラ仕事が楽しくて、いつの間にかキャバレー・バンドに入り浸って・・・気が付いたら5年が経過していたとか。





事情については皆それぞれだが、だいたいが「楽に金儲けが出来る!」と錯覚したまま、そのままズルズルと・・・というパターンが大半だ。





他にも...





(なんか、格好エエやん!)




(職場には若いナオンちゃんが多い!)




(朝早く満員電車に乗らなくて済む!)




(夕方まで寝てられる!)




フザケるな!




こんな不届き千万な考え方で、一端のバンドマンとして世の中を渡って行ける筈も無い。




でも・・・




多かったのよ。




こういった不心得者が。

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それと・・・





「でもしか先生」的な考えの奴も結構いた。





(バンドの世界に入っては見たが・・・オレの技量や才能から推し量っても、これ以上の出世は望めんな・・・)



(出世などして何になろうか!それより大切なのは職場環境だろ?此処のキャバレーのメンバーは、みんな知り合いだし、職場は気楽。オッサン(バンマス)も小煩くないし・・・)




(バンド《でも》やってみるかぁ?っちゅう軽~~~い気持ちで此の世界に入ったし・・・)





(気が付いたらバンドの道《しか》残されてなかったんや!)





この両名が「でも&しか先生的ビャンドミャン」てな具合かな?





この手のバンドに於ける「音楽的風紀」には問題が山積している・・・ことぐらいは容易に理解できるでしょう?






        つづく

              

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by funky-ts-kr | 2018-01-14 03:31 | 切羽詰まってバンドマン! | Trackback | Comments(0)
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