Jazz 日記 in 吉岡秀晃と《3》・・・

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2月12日(火曜日)


夜の8時を少し過ぎた頃。


高田馬場「コットン・クラブ」のステージに吉岡秀晃トリオが姿を現した。


演奏を始める前にメンバー紹介をする吉岡ちゃん。


軽いジョークを交えるのだが・・・


それが実に自然なのである。


「リラックス」


「テンション」


「緊張と緩和」



そして・・・


「自然であること」



つまり・・・


「ああしてみよう!こうしてみよう!」

「こんな風に演奏しよう!」では無く。



気がついたら「自然にそうなっていた!」という
上質のジャズ。




阿吽の呼吸で紡ぎだすことが出来る究極のジャズ。





昔、二人でよく話し合ったことでもある。


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この夜の吉岡ちゃんは、「自然であること」をも感じさせない、正に自然な流れで演奏していた。


なんとも言えない心地よさ。


その完成された音楽的空間に、僕は一人のリスナーとしてゆったりと身を委ねていた。


久しぶりに聴くハイクオリティのジャズ。


酒無しで、すべてを忘れて酔えるジャズなんて、そうそう出会えるものではない。



(やっぱり、エエなぁ・・・ジャズっていうのは・・・)



吉岡ちゃんのステージは観ているだけでも楽しめる。


彼の出すリズミカルな音符と同じくらい、演奏中の吉岡ちゃんの顔には豊かな感情が溢れ出してくる。


演奏しながら心の動きを表情に出す、と云うのは彼の演奏スタイルでもある。


それも「真っ正直」に出す。


何一つ「ウソ偽り」が無い。



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ミスしたことを取り繕ったりする為に心にも無い感情を出して誤魔化そうとする人が居るが、ああいうのは見ている方が恥ずかしくなってくる。


心を素っ裸にして表現する吉岡ちゃんとは大違い。


自分の心を偽らない表現手法は彼の生き様だ。


だから、ストレートに聴く者の心に響く。


そういった音楽が僕は好きだ!


何より、聴衆が混乱しないし、安心して聴くことが出来るからね。

      (^-^)V




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即興演奏が軸となるジャズという音楽には誤魔化しの要素が入り込み易い。



ミスなのか、そうじゃないのか・・・なんて


こんな心配をしながら音楽なんて聴きたくはない。



ジャズと云う大衆音楽が今ひとつ大衆に浸透しないのは
「解り難い表現」をするミュージシャンが多いからだろう



正統な表現方法には優れた技術が必要だが、スキルの無いミュージシャンが「解り難い表現」と称して嘘八百ジャズを広めるから

「Jazz = 難解なモノ」
        というレッテルを貼られてしまう。


悲しいことではあるが、事実だから仕方ない。




また、そういう難しそうな顔したデタラメ音楽家にコロッと騙されてしまう人も多い。




中には、そういった一見深淵にも映るデタラメ音楽家を高評価して、騙されたまま長期間に渡ってファンを続けている気の毒な人も見掛ける。



気の毒だとは思うが、自分の耳の悪さを自覚しないで見てくれ評価してしまった分、自業自得という他はない。





インチキは何処まで行ってもインチキだ。


いくら詭弁を弄して自己を正当化しようとしても駄目なものは駄目である。


本格派の音楽家に正体を暴かれたら一巻の終わりだ。


ジャズ演奏家(歌手も含む)の中には平気で「大嘘」を吐く人が居るので困る。




悪い!

話が横道に逸れてしまった。


それも、大幅に・・・



吉岡ちゃんの様な混じりっ気なしの「ホンモノ」を聴くと、どうしても「ニセモノ」の多さに呆れ返ってしまう。




今日は、このぐらいにしておく。



もう少し・・・

この夜の演奏について書きたい事もあるし・・・





気分を変えないと、ね!










  つづく・・・しか、無いでしょう





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by funky-ts-kr | 2014-02-14 18:16 | 素晴らしき仲間たち | Trackback | Comments(0)
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