Jazz日記 in パクラオンのアルバム〜鈴木ママとの再会

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【PARK RAON/MY SECRET】

【パク・ラオン/マイ・シークレット】

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韓国ジャズ界で高い人気を誇るジャズ・ボーカリスト。

パク・ラオンのアルバムである。



バックを務めているのは日本ジャズ界のベテラン・ミュージシャン大山日出男が率いるカルテット。



僕がパク・ラオンというボーカリストに初めて会ったのは、2009年5月高槻ジャズ・ストリートの時。


僕は、この手のジャズ・ストリートに聴きに行った覚えがない。


別にこれといった理由は無いが、いや、反対に何か特別な理由が無ければ行かないと思う。



その僕が、わざわざ新幹線に乗って会場にまで足を運んだのは、電話でしか話したことの無かったアルトサックス奏者のホン・スンダル氏に会いに行く為だった。



彼と待ち合わせしている間、会場近くにある野外ステージで演奏しているグループの音に惹かれて近寄って行くと・・・


やたらボーカルの巧さが光るテナー・サックス、ギターを含むクインテットをバックにしたボーカル・セッションだった。



打ち合わせの様子を見ていると。

(あれ?韓国語やん!・・・と言うことは・・・)



僕が韓国ジャズに興味を持つ切っ掛けとなったナ・ユンソン(韓国ジャズ界のトップボーカリスト)を筆頭に、とにかく韓国のボーカリストは皆、驚くほどレベルが高い。



何故なんだろう?




理由は色々と有るとは思うが、「伝統的民族芸能パンソリを継承する唱法/完璧な複式」や「韓国語の発音、及び発声/日本語には無い複雑な発音やパッチム、及び激音、濃音」その他にも考えられるが、その話は機会がある時にでも。




高槻の酒場で初対面のホン・スンダル氏(彼は、今や韓国ジャズ界のスター的な存在である)と他愛もないバカ話でゲラゲラ笑いながら盛り上がっている最中に、『初めまして。ボーカルのパク・ラオンです!』と流暢な日本語で挨拶をして現れた女性がパク・ラオンだった。



二人とも韓国生まれだがビックリする位、日本語が達者だ。



ただ、僕が使う関西弁には『早くて、難しい』と言っていたが、それは日本人でも同じである。



機嫌の良い時の僕と話した人は皆、同じことを言う。



『メチャクチャ面白いが、時々早すぎて、付いて行けなくなる』


彼等と会った日は、出演日の前夜であった。


遅くまで付き合わせてしまって申し訳なかった、と今頃になって反省している。


翌日のライブの話もしたいが・・・



実は、今から横浜まで出掛けなくては成らない。



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関西から「西宮/コーナーポケット」の鈴木ママが来ていて、僕のインタビューを動画収録して持って帰りたいとの事。



昨年、クローズした名門ジャズ喫茶「西宮/コーナーポケット」に纏わる人物が、その想い出を語ったDVDを制作するらしい。



とても、素晴らしい企画だと思う。



鈴木ママの深い愛情がダイレクトに伝わって来る。



僕には、1990年2月に行われた「コーナーポケット15周年記念コンサート/今津雅仁&Fazz Motion」の話をして欲しいと電話で話していた。



当日、150人収容施設に500人以上の行列が並んでしまい、殆どの人達が聴くことの出来なかった「伝説のコンサート」は、1st.set.にビッグバンドが演奏。



そして、2nd.set.に僕たちのグループが演奏。



Fazz Motin の演奏を直ぐに聴けると思っていた観客たちが大半だったらしく、僕がステージに上がると、メインサウンドに待ちわびた感情が充満していて、一種異様な雰囲気が漂っていた。




(ん?久しぶりやなぁ・・・これだけヤバイ空気感は・・・)


(ハハ・・・面白なりそうや!)



ミュージシャン独特の感性にビンビン伝わって来る会場の高まり切ったテンションに、此方も一曲目からトップギアに入れたまま飛ばしまくる。




僕もピアノの吉岡も「もぅエエ!!」というぐらい修羅場の経験は豊富なので、蓄えているエネルギーを一気に放出しながら“ノリまくる”ライブには自信がある。




考えてみれば、あの時の会場の雰囲気は当時の日本ジャズの勢いを象徴していたようにも思う。




『ワッセ!ワッセ!ワッセ!ワッセ!ワッセ!ワッセ!』




僕と吉岡がステージ上で絡み合い、のたうち回る、(まぁ・・・観ている方にすれば堪らなく楽しい瞬間の連続だろう・・・)窮極のパフォーマンスに観客が更に高いテンションで呼応する、という「狂の連鎖」が成立していた時代。




懐かしく、いとおしく、それを想わねばならぬのが、少しばかり寂しくも有るが。




おっと!もぅ、こんな時間か!




準備しないと・・・




下記に記してあるのが、【マイ・シークレット】の収録曲名である。



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【PARK RAON/MY SECRET】

1.Over the Rainbow
2.My Favorite Things
3.새야새야 (전래민요)セヤセヤ(伝来民謡)
4.My Secret
5.Don't Explain
6.Bye Bye Blackbird
7.진도 아리랑 (珍島アリラン)
8.Undecided
9.Street Life
10.이젠 놓이줘 (창작)



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日常生活そのものがアドリブです!



《切羽詰まってバンドマン!》






ペーソスに満ちた物語をユニークなタッチで描いて行った【実録小説/哀愁編】が無事終了。





現在は「日本ジャズ界の知られざるタブーに挑む!」という、未だかつて誰も書けなかった「新分野」に挑戦中!






※愛読者コメントより・・・


『心の底から笑える私の人生にとって何よりも貴重な日。


それは・・・


《切羽詰まってバンドマン!》の発刊日です!!』 





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by funky-ts-kr | 2013-01-22 05:28 | korea | Trackback | Comments(0)
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